言葉にできない思い

2015-07-16

人とは違う個性を持って生まれた息子。
「相手と目を合わせる」
「友達と仲良くする」 
「寒いときは上着を着る」・・・等々、小さい頃は当たり前の事が出来ずによく癇癪を起こした。
トラブルは日常茶飯事。 
「○○ができませんでした。おうちでできるようにして来て下さい」
「お友達とケンカしました。おうちでよく注意して下さい」
仕事を終え急いで迎えに行くと毎日のように耳に入る言葉。 
帰宅後は夕食を作る間もなく担任の先生からの電話。
内容は息子の問題行動の数々。
その後は関係者のみなさんに謝罪の電話。
気づけば時計の針は21時を回り、待ちくたびれた息子は菓子袋片手に「ママ、ネムイ」の一言。
散らかったままの部屋、作りかけの食事・・・
ちゃんと言って聞かせないといけないのに、明日の支度もお風呂もこれから。
私は途方に暮れ思わずその場に座り込んでしまう。


そんな日が何年続いただろう。



re_iy
現在の息子は自分で出来る事も増え、沢山の友達に囲まれ毎日楽しそう。
会話をするのも難しかったけど今では自分の事をせっせと話してくれるようになった。
そんな息子の口から発せられる楽しそうな言葉が今の私の楽しみになっている。
こうなれたのも9歳のあの子の言葉があったから。 
当時まだ未熟な私は息子の個性を認められずよく自分を責めていた。 
情を通わせるのが難しい息子の療育と、働けども苦しい生活に疲れきっていた。
逃げ出してしまえたらとさえ思うこともあった。
 
そんな時、息子が初めて自分の思いを口にした。
息子は逃げずに自分と戦っていた。
泣きながらたどたどしく話す彼の姿に、私は自分の弱さを恥じた。
以来、「どんな時でも弱音を吐かない、辛い時ほど笑顔でいる」と決めた。
息子には喜びの笑顔であふれる人生であってほしい。
そんな人生にするために私も強く優しい人でありたい。そう強く思っている。

「ぼくは友達と仲良くできない。でも友達が大好き。学校は騒がしくて耳が痛くなるし、勉強も分からないけど友達に会えるから嫌いじゃない。毎日学校に来て友達と会いたい。だからぼくは自分を変えたい。」

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  • 名前:I.Y
  • 入社:2013年
  • 部署:建築営業課(支店)
  • 地域:山梨県
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小さなお子様連れでもお部屋探しがしやすい店舗作りのために誕生した「育ママプロジェクト」。 部署を問わず、大東建託グループの育ママ社員の有志が、肩肘張らないホンネのミーティングを日々重ねています。
このブログは、仕事・家事・育児を両立する育ママにしか見えない視点を通じて、仕事やくらしに活かせるアイデアから「子ども連れの悩み」や「あるある」まで、育ママたちが自由に、楽しみながらリレー形式で綴ります。
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